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    Monthly Column

    コンカリーニョに縁のある人々による月替わりコラム


    「とりとめない脳内つぶやき〜偏態リズム論〜」

     リズムオンチ、と言われてドキッ! っとしたのは、どこのどいつだい? フン、大丈夫だよ。誰だって心臓は規則的に動いてるからねぇ。えっ、不整脈? 知ったことかい、このブ○野○。今すぐ医者に行け。ってなかんじでね。

     さて、学校じゃ「音楽の3大要素は、メロディー、和音、リズム」と習うらしい。「でもそんなのカンケーねー」ってね。なんでリズムが最後なの? アフリカの太鼓を「リズムだけで低級な音楽」みたいに言う西洋人がいたらしいが、そりゃぁ、穏やかでないよ。老若男女、洋の東西に関わらず、その胸に手を当てれば「どっくんどっくん」。心臓の鼓動、リズムがあるじゃない。いったいどこに耳当てたらメロディーが聞こえるっての? だから最初がリズムでしょ、最初が!! 心臓止まったら死んじゃうっての、このスットコドッコイ。

     まぁ、そもそも3つ同時にあんのを無理矢理分けてっから仕方ないの。3つ同時に言えないし、重ねて書いたら読めないし。言語や文字は順番つけなきゃなんねぇもん。そりゃ真理をあらわすにゃ不便なはずだね。だから言葉の捉え方や文章の解釈なんかで争うってのは、トンチンカンのアンポンタン。

     しかしねぇ、リズムだからってカチカチドカドカやるばかりが能じゃない。リズムってホントは大きな流れの中にあるコントラストなのよ。

     強いと弱い、濃いと薄い、高いところに低いとこ。出っ張ったところにへこんだところ♂♀。あっちとこっち、どっちもどっち。ドコモとau、英雄描いた額割れた。割れたところにゃアロンアルファー、プロゴルファーにヘリコプター、タケコプターにドラえもん、のび太くんとしずかちゃん、どこでもドアーで振り出しだ。ってね。

     こんなナンセンスも苦笑しながらも聞いちゃうね。苦笑しているのは「意味わかんねぇ」っていう、“思考”。つい聞いちゃうのは、リズムや音のつながりが「なんかキモチイイ〜」っていう、“感性”。そう!リズムってぇのは、メロディーのように感性豊かにやるもんなんだな。

     リズムに乗るといきいきする。それは命が喜ぶからよ。喜ぶのは、それがそれらしいことしているからよ。青二才のワタシがこういっちゃなんだけど、しと(人)の人生、起伏のコントラストを味わって、その命らしく成長してゆくってわけだ。それもしろい(広い)意味でリズムだよ。そんでもって、いつか命はオンリーワンでオールワンだと知るんだろうねぇ。

     Rhythm is Life , Life is Rhythm .
     リズムは命、命はリズム
     人生、リズムにのってゆこう!!

    ※東京の木場で働いていた父親。赤坂生まれで思春期を浅草で過ごした母親。深川で生まれ、神田市場で働いていた僕の脳内は、下町コトバがニュートラル。今回は、脳内でつぶやいている感じで書きましたので、意味不明だったり、スラング的な表現もありますが、どうぞ意味よりリズムと音でお楽しみ下さい。

    金子 竜太郎

    金子 竜太郎 1964年2月18日東京都生まれ。1987年、集団「鼓童」の奏者としてデビュー。2007年独立。鼓童在籍中は、中心的プレーヤーとして世界32ヶ国での演奏、及び作曲、編曲、音楽監督、演出も手掛ける。1996年よりソロ活動も開始し、和太鼓の概念を覆す多彩なリズムとサウンドを追求。ジャズ、ロック、ワールドミュージック、邦楽、ダンス、水墨画などジャンルを超えたアーティストとのセッションを多数行なっている。

    コンカリーニョ・高橋正和のつれづれコラム


    「アートのちから」

     今日は1月1日、元旦。発行は2月ですが……。

     世の中一寸先は闇だ。まったくその通り。次の瞬間に何が起こるかなんてお釈迦様でもわからない。未来に向かって生きねばならない人間達はわからないことを一生懸命わかろうとする。わからない未来に希望が見える? 不安のない人生を歩んでいる者など一人もいやしない。不安につぶされて絶望するのではなく—夢であってもどんなに漠然としていてもいい—個々の中に光が見えること—絶望を食い止める生気が宿っていること—プラスのエネルギーが世界全体を包み込む世の中になっていかなければならない。目の前にあるものが大きすぎて自らの無力感にさいなまれる。自分対地球? 自分対社会? 自分対未来? それらは他ならぬ自分自身が作りあげていることすら忘れてしまう。地球にとっての自分は自分にとっての細胞のようなもの。内包しているものは同じ。そのことに気づかせる何かをアートは持っている。

     何かって何よ? って聞かんでくださいまし。心の声は説明不能。

     アートに触れる。反応するのは頭脳ではない。心? か。頭脳は反応した内容を懸命に分析し、言葉に変換する。しかし言葉で説明しきれないから形を変えて現れたアートを言葉で説明しきれるわけもなく(言葉を使ったアートは言葉をツールとして利用しているだけで言葉の裏にあるものを主としている)、それはいったい何かというとガイア??? 血の一滴は宇宙を現す? 時として溢れる喜びや悲しみに説明は必要ではない(っていうかまるで説明になっていない。すいません)。生きることってこういうことなのか? 生命? 魂?—宿っている何かが説明できない真理を教えてくれる—いや、自らの中にもすでにあるということを思い出させてくれる……。

    自らの心の声を聞こう。
    いろいろと教えてくれるのさ。
    そうするとわかることがある。
    希望が見えてくると思うよ。
    そんなちからがアートにはある。
    そりゃそうだ、心の声を形にしようとした結果がアートなのだからさ。

    たかはし・まさかず

    1961年生まれ。インドにて瞑想中、「光ある仕事に就きなさい!」という観音菩薩からの啓示をうけ舞台照明家を志す。自然と人智の結晶、石造りの旧コンカリーニョの設立・運営に携わり大いなる大地・そのGreat Energyの恩恵の元、魂の平和を求め人生という名の「旅」を続け現在に至る。NPO法人コンカリーニョ理事・舞台照明家・愛称まこし。

    劇場通信|Vol.14

    2008 年 2 月 1 日発行

    発行:NPO法人コンカリーニョ デザイン:3KG 編集担当:小室明子

    Special Thanks:

    A Picture

    一枚の絵

    国松 希根太 Kunimatsu Kineta

    彫刻家。1977年、札幌市生まれ。2002年より白老町にあるTOBIU ART COMMUNITYにて制作活動を行っている。また、現在、文化女子大学室蘭短期大学にて美術講師を勤める。主に、木を素材とした彫刻を制作し、道内を中心に個展、グループ展などで作品を発表している。2008年6月には、香港での個展も決定している。 http://www.kinetakunimatsu.com